パーマはかけたけど、乾くとカールが少なくなる、カールではなくウェーブ、チリつく・・・、などの不満を解消するのが「クリープパーマ」です。
梅雨時期はアイロンで巻いてもすぐにとれちゃう・・・、パーマをかけることで巻き髪のモチもよくなりますし、クリープパーマなら自然乾燥でもキレイなカールが残ります。
エアウェーブもクリープパーマもパーマをかける工程の中に「クリープ期」を用いる事によって、ウェーブ効率を著しく上げることにより、より弱いカーリング料で、髪のダメージを最小限に弾力のあるカールを作ることができます。
「クリープ期」は基本的に「蒸す」事によってカールを形成します。パンやうどんの「ねかし」と似ています。パンやうどんもこの熟成期を経るとコシや弾力が増してモチモチした生地に生まれ変わりますよね。あんな感じです。
エアウェーブではクリープ期のあとにさらにドライ工程を入れ、髪の「ガラス化」を行います。この2つの工程をひとつの機械で行います。クリープパーマでも同様にドライ工程入れることにより、ウェットとドライの差が少ないカールを作ることが出来ます。
クリープパーマの特徴は
①低ダメージ!
②大きく柔らかいカール!
③ウェット時とドライ時のカールの差が少ない!
④パーマの持ちがよい!
⑤エアウェーブより安価!
です。
欠点は
①従来のパーマに比べ施術工程が複雑でお客様にお席の移動をお願いする機会が1回増える。
②エアウェーブを使わないので、作業をスタッフが行う(自動化できない)。
③ウェットとドライの差はエアウェーブの方が小さい(髪質にもよる)。
です。
忙しい朝でもしっかりセット派にはもちろん、自然乾燥派に特におススメできるパーマです。デジタルパーマのハイダメージでがっかりした方も、クリープパーマでもう一度パーマスタイルにチャレンジしてみませんか?